2017年11月8日水曜日

Satoko Sai+Tomoko Kurahara GRANDMOTHERSvol.1 開催中です

ただ今店頭では、Satoko Sai+Tomoko Kuraharaによる展示
「GRANDMOTHERSvol.1 4人のティーパーティー」を開催中です。

実在する4人の老婦人たち―Helena,Kristiina,Sonja,Mariの
好みやスタイルも異なる彼女たちをイメージして4人の名前を付けた
陶器のシリーズを発表しています。


空間は青をテーマカラーにして統一されています。



Kristiina(クリスティーナ)
バラを育てることと詩を読むことを好む
転写された写真、縁の模様なども全て一点づつ異なります。
手びねりで成形された陶器。

Mari (マリ) 
長く英国に住む日本人のMariの好きなお茶は煎茶。
こちらも手捻りでひとつひとつの青が絶妙に異な一点づつ捺されたSatoko Sai+Tomoko Kuraharaのエンブレムも
うっすらと見え、美しい。
 Sonja (ソニア)
アートギャラリーを営み、若い友人が多い。

たたら作りで成形された陶器はストライプの入り方がそれぞれ違い、
かすれなども綺麗です。少しづつ貫入が入って行きます。


Helena(ヘレナ)
好きなお茶は庭のペパーミントティー、趣味はピアノ、編み物、
手紙と日記を書くこと。
こちらもたたら作りで、一点一点、かなり形の差があります。
また釉薬のかかり方でツヤツヤしたものと、少しかすれたように黄みがかっているもの
とあり、どちらもとても美しいです。

4人のGRANDMTHERSの青い部屋、どうぞゆっくりご覧下さい。


崔聡子と蔵原智子による陶芸作家ユニット。
2002年より共同制作を開始。


カップやミニプレートなどの「デイリーライン」や、一年間限定の
「イヤーズプレート」等のほか、アートプロジェクトとしてのユニークピースや
オーダーメイド制作も行なう。


風景・旅・記憶などをキーワードに、従来の器作りの技法にとらわれず、
版画や写真などの要素を取り入れて、ストーリーから生まれる形やビジュアルを
日常使いできる陶器に落とし込むことを探求している。


フィンランドの写真家とのアートプロジェクト「Inner Landscapes」が継続中。